28.2.14

Contribution to Clutch magazine vol.25

Our latest contribution to Clutch magazine vol. 25
We featured Mr Techo-Retro, Nick Ashely with his Cheney Triumph.

現在発売中のクラッチマガジンVol.25に寄稿させていただきました。
今回は、イギリス人デザイナー ニック・アシュレイ氏にご登場願いました!

最初はカントリージェントルマンからはじまり、
最後はチェイニートライアンフと共に・・・
続きは見てのお楽しみ!是非ご覧ください。

27.2.14

A piece of memory 1

先日、思い出のタンクが約10年振りに手元に戻って来た。
ヤマハ SR用のBSA Gold Starレプリカタンクだ。



高校の時、バイト先の大学生の先輩が乗っていたバイク。それがSRだった。

高校生からすると、大学生は違う世界に住む「大人」で、彼から音楽やファッションを教えてもらい、クラブに誘ってもらったりした。要するに憧れの人だった。彼のお下がりを良く譲ってもらったものだ。

ある時、その先輩がバイクを買ったというのでバイトが終わった後に見せてもらった。オレンジ色の薄暗い街灯に照らされていた、パーキングスペースにそのバイクが停められていた。今まで僕が知っていて、そして全く興味のなかったいわゆるネイキッドバイクとも、アメリカンバイクとも違った出で立ちだった。ハンドルの位置が下に向いていて、何だかごつごつした印象を受けた。全体にやれやれだったので、古そうで味があってかっこいいと思った。

中学の頃にアメカジが流行り、ヴィンテージ・ジーンズに憧れてレプリカジーンズを履いたり、安っぽいボーリングシャツを着たり、なんちゃってリーゼントをして笑われたり、オールディーズを聞いたり、アメリカの古いコカコーラの広告を壁に貼ったりしていた。そんなバックグラウンドがあったから、古めかしい雰囲気に惹かれた。(その前は、スケーターが流行ったりしていたが、それはこれからの自分とリンクすることがあるのかは分からない。笑)

ある時、その先輩の家にいつものように遊びに行き、ちょっと近くまで一緒に出ることになった。僕はホンダのカブで、その先輩の後ろを走ったのだが丁度狭い路地に差し掛かった。

直管仕様のマフラーから吐き出される単気筒の爆音。太鼓で言うスネアを力強くリムショットした時のような、突き抜けるような音に一発でやられた。正直バイク自体にあまり興味を持っていなかったし、足程度にしか考えていなかったけれど、この瞬間が、その価値観がごろっと変わったきっかけだった。

ー続く

20.2.14

Barbour International Spring Summer 2014

Barbour International Spring Summer 2014 のプロモに、愛車と髪が長かった頃のワタクシが一瞬登場しています。今となってはどういう経由か忘れましたが、このプロモのロンドンバイカー達のアレンジを担当させていただいたんでした。

ちなみに'72 EDT'のナンバーの車両です。




動画がうまく貼付けられないので、リンクで失礼を。

Barbour International | Spring Summer 2014


19.2.14

'Rustless Paper' coming soon!


一冊だけポートフォリオ用につくった、Rustlessのフォトブック。

あちこちで(強制的に)見て頂いていますが、
嬉しいことにポジティブなコメントをたくさん頂戴してきました。

「写真集だせばえーやん」とも、おだてて頂きましたが、
今の段階では、まだまだ夢物語だということが分かったり。

「何かメディア的なものを立ち上げるぜ」と、豪語していますが、
軸となるコンセプトがまだまだ煮詰まらず。

考えた結果、まずはフリーペーパーを製作してみることに。


ほんの数ページしかないものですが、
数ページしかないからこそ、悩みました。

ちなみに、文章はほとんど入っていません。
モーターサイクリング&モーターリングに関する写真がメイン。

考え過ぎて、進めなくなるぐらいなら、
小さい一歩でも、将棋で言うまさに「歩」であっても
進んでみようと、製作することに決めました。

その小さな歩みでも、新たに見える景色がきっとあるはず。

バランスを見るために、プリントアウトしたものを記念に額装。
これがいつか良いプリント、良い額に変わりますように、という願いも込めて。

そんな第0号の校正も終わり、到着に胸を弾ませつつも、
不安もちゃっかりと隣で出番を待っています。笑

そんなワクワクと、ハラハラが濃縮された
Rustless Paper、近日登場予定です。

17.2.14

A day out


居心地が良くて、ついついお邪魔してしまう神戸のHarvest Moonさんからお声がけ頂き、大蔵海岸の家具職人「イギー木工」さんへMGでぶらり。コーヒーとパンの販売イベントをされていました。ちなみにこのワーゲンはパン職人の方が乗って来られていたもの。

倉庫を改造された工房、ショールーム、オフィスを揃えた素敵な空間。店舗を構える気は今のところ無いのですが、愛車のガレージ&整備場を兼ねた、工房、ショールーム、オフィスを兼ね揃えた場所があれば最高なのに・・・とずっと妄想?しています。出物物件があればぜひご一報を!笑





16.2.14

Chrome should be shiny?


凍結防止剤が至るところに撒かれ、雨と混ざって悲惨な道路状況だったロンドンの真冬では、クロームを光らせることよりもワックスを厚塗りしたり、水が跳ねそうなところにはWD40(クレ556的なもの)をかけたりと、光らせることには頓着してきませんでした。(そもそも、旧車を真冬でも走らせるイギリス人はそれほどいません。雪が積もることはそれほどありませんが、感覚的には北海道的な冬眠モード?)

今回、あることがきっかけでクロームの手入れをしてみることに。保護用のケミカルを塗布して、柔らかい布で拭いているとクロームが鏡のようになり、すっかり魅せられてしましました。

年月を経て褪せたクロームも好きですが、光るクロームを光らせていないのは、素材の持ち味を生かしていない宝の持ち腐れなのか・・・と考えを改めることになりました。そうすることで、味の出たパーツとの良いコントラストが出るのかもしれませんね。


14.2.14

MBR Barrel news final!!



それではいよいよ全体写真の登場です!

左はしばらく使用したもの・・・ではなくて、キャストから仕上がったそのままの姿で、研磨が行われていません。通常は右のように手間をかけて磨き上げられるのですが、この鋳肌の表情に惹かれたため、今回は試験的に磨き無し、磨きありの2種類での登場です!

では一体この樽型は何だ?ということを説明させていただきます。

ジャケットのジッパーに、グローブを着けたままでも開閉しやすいように、当時のROCKERS達は様々なキーフォブを装着していました。また、ジッパーの引き手自体が破損する事もよくありましたので、その代わりとしても使用していました。

この元ネタである樽は、イギリスのビールメーカーの販促グッズのキーフォブでした。そのシェイプがかなり気に入ったことと、ジャケットの顔にもなる場所に着けるのであれば、クオリティが高いものが欲しい。ということで、MBRバレルの第一弾は2006年にリリースいたしました。

今回は全てを一から製作し直し、オリジナルの刻印の追加と、MBRエンブレムを立体的にアレンジし復活となりました。形にして頂いた彫金師の方には大感謝です。

これから生産に入りますので、今回オンラインショップでご注文を頂いた場合は一ヶ月ほどのお時間をご容赦ください。お目見え記念も兼ねて、今回のご注文に限り5%をオフさせていただきます!

Price: (ニッケルのリングが付属します。)

研磨無し - ¥12,600-
研磨あり - ¥13,650-

お得な2個セットもご用意しておりますので、違う仕上がりを一個ずつ楽しまれたい方にもおすすめです!

オンラインショップの今回のオープンは本日14日(金)より、17日(月)一杯までとなりますので、ぜひこの機会にMBRバレルを!

Online shop
http://rockers.cart.fc2.com/






11.2.14

Brit Brat Day Vol.05 Breakfast in Kobe -- News 01


英国旧車や、カフェレーサーにお乗りの方、またそれらの車両に興味がある方のお越しをお待ちしております。今回は副題として「BSA祭り」を加えてみることにしました。

開催場所:
カフェ「北の椅子と」神戸市兵庫区材木町1-2 TEL.078-203-4251)

開催日時:
2014年3月15日(土)午前9:30より午後12:30

今回の定員は40台です。前回同様に事前登録制とさせていただきます。Facebookのイベントページでの参加表明か、メールでお名前を事前にお知らせください。よりよい「ぶらっと」な雰囲気のため、ご協力をお願いいたします!

email: info at rustless-gb.com (at を@に変更してください。)


Facebook: https://www.facebook.com/events/269348769895770

BSAでお越しの方にはもれなく・・・・という特典は特にはありませんが、目立つパーキングスペースにBSA(特にGold Star、Rocket Gold Star熱烈歓迎)がずらっと並ぶと壮観!という魂胆です。「ほー、BSAも関西近辺にこれだけおんねんなー」となれば大成功!

こちらが前回の模様です。

http://rustless-gb.blogspot.co.uk/2013/12/brit-brat-day-vol4-breakfast-in-kobe.html

イベントレポートは1月に発売されたストリートバイカーズさんに掲載して頂きました。

**

コンセプトは、ただぶらっと走ったら集まってしまった、というものでツーリングの目的地にするもよし、ここで集合してその後走りに行くも良し、神戸の街に繰り出すも良し、ご自由にこの集いをご利用ください。

場所は、兵庫区の和田岬。その運河沿いにある元材木加工所にて、ご夫婦で運営されている北欧ヴィンテージ家具屋&カフェです。

いつもはお休みの土曜日をブリブラのためにオープンしてくださいます。ぶらっと寄ってくださる皆さんは、参加費代わりとして前回同様ブレックファストセット ¥750をご注文ください。(会場に到着された際に、食券を購入して頂きます。)


今回のブリブラスペシャルメニューは現在考えていただいております。飲み物はコーヒー、紅茶、コーラ、リンゴジュースなどからお選びいただけます。

バイクを見ながら、気軽に飲み、食べれるように希望者の方には紙コップでサーブしていただけます。(屋外席、そして屋内でまったりすることももちろん可能!ちなみに室内禁煙です。)

詳しい行き方はまた後ほどアップしますが、運河沿いのインダストリアルな感じがいいんです。


車種やメーカーによって駐車スペースを分けさせていただきます、あらかじめご了承ください。


今後の開催のため、そして大人として、モーターサイクリストとしてマナーある行動をお願いいたします。


車種の垣根を超え、気軽に談笑出来る場となることを願っています!


当日はスナップ写真を撮影いたします。雑誌などのメディアに使わせていただくかもしれませんので、あらかじめご理解ください。


まだ未定ではありますが、神戸で英車&カフェレーサー関連のイベントをどんっと開催したいと考えております。イベントの主旨についてのご意見などもお聞かせいただけると嬉しいです。

それではブラッとお会いしましょう!

主催:Rustless Production Hiro (前田 宏行)

10.2.14

MBR Barrel news 03


いよいよ仕上がり品のちら見せです。じらして申し訳ありません。笑

ニューバージョンの製作にあわせ、Rustless & MBRの刻印をそれぞれつくりました。イギリスでは、貴金属製品には、素材や、生産地、年月を表すための「ホール・マーク」と呼ばれる刻印が打たれます。小さな刻印が連なっている姿はそれだけで「絵」になるので、Rustless & MBRではそれをオリジナルの刻印として踏襲しました。

左は事業名でもある「Rustless Production」の刻印で、マンクスキャットに「R」が入っているのが分かりますか? そして右はMBRのエンブレムの模様を象ったものです。

この刻印は、一点一点最後に手打ちしていただきます。刻印を打った状態で、型をとってしまえばその手間(とコスト)は省かれるのですが、敢えて一つずつ違う表情を残したくて、手打ちしていただくことにしました。

次回で最終話?予定です。ようやくですが、プライスや納期などを説明させていただきます。

MBR Barrel news 02


バレルのシェイプが決まったら、ディティールを入れていただきます。このちょっと気の抜けた感じの「MBR」がいいですねー。そしてこのニューバージョンは、エンブレムの部分が立体的に浮き出る仕様になっています。これは彫金師さんから頂いたアイデアで、更にクオリティーが高まりました!ちなみに、リングを通す部分も何回も微調整をしていただき、気持ちよく収まるバランスに仕上げていただきました。

8.2.14

MBR Barrel will be REBORN soon!

2006年に初お目見えした、Mode by Rockersの初のシルバーアイテムであったMBR バレル。そのニューバージョンをいよいよご紹介できそうです!

一から作り直した(正確にはシルバースミスの方に製作していただいております。)、全くの新しいバージョンになります。神戸に戻り、できれば地元での製作を・・・と職人の方を探し、巡り会った方に依頼。素晴らしい新バレルを仕上げて頂くことが出来ました。自信を持ってお届けする、Made in Kobeの一品。

Made in UKという響き「のみ」に拘る気は全くありません。歴史にあぐらをかいた、気の抜けたモノ作り。そんな「英国製」を崇拝する気は毛頭ありません。(誤解の無いように補足しておきますが、ぶっ飛んで素晴らしい品質のものを作り続ける職人さんや、ブランドも多々ありますので英国製の全てを否定している訳では決してありません。また、そのクラフツマンシップと重厚な歴史には畏敬の念をいだいております。)

何がいいたいねん、と言うことですが、日本から外に出て分かったことは、我々日本人の持つ誠実さや、そこから生み出されるクオリティーは半端ないなということです。だから自分なりに感じ、蓄えることが出来た英国の空気感、テイストがしっかり根本にあれば、スピリットの部分にはMade in UKが存在するのだと信じて、ものをつくって行こうと思っております。

話が大分脱線してしまいましたが、この投稿は「このバレルはいいよっ」、という宣伝でありますから、バレルの話に戻します。


このバレルは一体何か?という元ネタに、ご興味がおありの方はこちらをご覧ください。(以前のバレル紹介ページです。http://mode-by-rockers.com/works/w-barrel-j.htm

この話は昨年8月から進めて来ましたが、その微妙なシェイプが故に色々と苦難の道がありまして、ようやくお目見え間近となりました。(彫金師の方には多大な手間をおかけしてしまいました。)

この写真は、確か3度目の原型を製作していただいているところで、どのバレルの膨らみ具合が、一番きゅんと来るかを、元ネタのタルと、以前のタルとも比べている時の物です。このような些細なアイテムに数ヶ月も掛けていると、めまぐるしく変わりゆくファッションとは別世界に住んでいることをつくづく感じます。

この写真、単純に綺麗でしょ?という落ちでもあるのですが、バレル宣伝シリーズにしばらくお付き合いください。笑

2.2.14

Ride out with 2 Goldies



尼崎の馬田モータースさんへ、20年来の常連であるUK. Masterさんに連れて行って頂きました。2台のゴルディーでの43号線を快走!ここまで来るとタイガーワークスさんもすぐそこでしょうか?意外と近くに感じるもので、東方面へのブラッとが多くなりそうな予感。


馬田さんには常連さん達が次々に訪れ、皆さん気軽に話してくださって楽しい時間でした。その場に、ゴルディーを所有されていらっしゃる方が自分を含めて4人もいたことが驚きでした。日本全国で一体何台あるのでしょうか?


素敵な1974年頃のDucati Scrambler。
他にもクラシック・Ducatiが2台お越しで、目の保養をさせていただきました。


そして、マックス・フリッツさんにもようやくご挨拶に伺うことが出来ました。次回はゆっくりと、色々試着させていただきたいです。店長の吉田さんはBSA ビクターで前回のブリブラにお越し頂きました!


あっという間に夕方だったのですが、丁度帰り道だったこともあり布引クラシックスさんでもストップ。先日、やってしまったギアボックスのドレインプラグを購入。レベルプラグ用に、ボルトをさささっとその場で短く加工される手際はさすがでした。僕が同じことをするとその何倍時間がかかるんだろうと、ぼんやり考えていました。あと、テールライトについてのお話も伺うことが出来、勉強させていただきました。


先週は、どんどダム近くまで「北の椅子と」のKさんとBrown Allsさんツーリングのお見送りに、小走りがてら行ったりと、地元神戸で英車乗りの方々とつながれて嬉しいなーとしみじみ感じる今日この頃。

本日はリンク盛りだくさんでお届けいたしました。

*コンパクトデジカメのレンズにひびが入っており、見苦しい画像ですみません・・・

1.2.14

Brit Brat Day news!! 次回ブリブラ日程、決定しました!

Brit Brat day vol.5 in Kobe!!

次回の神戸ブリブラの日程が3月15日(土)に決定しました!今回も「北の椅子と」さんでの開催です。これまでの「英国車&Cafe Racer」コンセプトに加えて、副題として「BSA祭り」を加えてみることにしました。



BSAでお越しの方にはもれなく・・・・という特典は特にはありませんが、目立つパーキングスペースにBSA(特にGold Star、Rocket Gold Star熱烈歓迎)がずらっと並ぶと壮観!という魂胆です。「ほー、BSAも関西近辺にこれだけおんねんなー」となれば大成功!(注:画像はイメージです。笑 ちなみにこれは2010年のマン島でのゴルディー祭りの様子です。)

近々Facebookにイベントページをまた立ち上げますので、よろしくお願いいたします!ブラッとお会い出来ることを楽しみにしています!