23.2.15

Contribution: Clutch Magazine vol.37 'Clutchman's Motorcycles Collection'



明日発売のクラッチ・マガジン 37号は「Clutchman’s Motorcycles Collection」として
僕が敬愛するバイク乗りの方々を特集する機会をいただきました。

総勢14名、60ページのボリュームです。

取材させて頂いた方々にとって、良い記念として
皆さんの思い出の一部となれれば幸せです。


バイクからの情熱にはじまり、
レザークラフツマン、パターンカッターなどを経験しての
フォトグラファー&ライターというキャリア。

「全然違うことだね。」と言われることもありますが、
僕の中では、「バイク好き」という大枠の中で、
表現方法がちょっと変化しているだけで、

言わば「素材」である「被写体」の方々との向き合い方は、
できたてホヤホヤのレザーを、
ワクワクしながらタンナーさんより持ち帰って、
作業場で向き合っていた頃と、何一つ変わっていません。

その大事な「素材」をどう形にするのか、
その原点はデザインやレザークラフトを通じて得たもの。

そして、敬愛するバイク乗りの方々が
どのような道を辿ってきたのか。

皆さんの人生と向き合うには、あまりにも
短い間の撮影・インタビューではありますが、
そのコアに少しでも触れられることは、純粋な喜びでもありました。


まだまだ未熟な僕を信頼してくださり、
これだけのボリュームの特集を任せてくださった
クラッチの編集長 Mさんを始め、
いつも丁寧に対応してくださるMさん、
そして今回大船に乗った安心感をくださったKさんには
心から御礼を申し上げます。

今回頂いたお仕事が、2013年8月にイギリスから帰国して以来の
ひとつの集大成となったことは、間違いありません。


毎月出版される、たくさんの本。
その中の一冊の、60ページ。

その本を構成する、数分のイチでしかありません。
たった60ページとも言えます。

しかし、この60ページほど
僕の記憶に残る60ページは無いと思います。


お会いして、お話を聞きたい方がまだまだ、いらっしゃいます。
それだけ素敵なバイク乗りの方と、お知り合いになれたことは、
幸福だと思います。

このような機会を再びいただけることを願いつつ、
今回ご登場いただいた方に
「こんなこと書きやがってー!」
「俺はもっと男前や!」と、怒られないことにもビビりつつ、

とりあえず今はバイクに乗って、整備をしたいと思います。


バイクが好きでよかった。

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