6.7.18
BSA ゴールドスター RRT2への換装
A shot of the sleeve gear bush and needle roller bearing on my RRT2 gear box of BSA Gold Star. I swapped from RRT2 to STD gear box 8 years ago as I had a seizure. I finally put RRT2 back to my Goldie. It is so beautiful to ride with the close ratio. I should have put it bask as soon as the problem was fixed on RRT2 8 years ago. What an idiot I was to miss the joy for such a long time.
BSA ゴールドスター話にお付き合いください。ゴルディのギアボックスを、8年ぶりにクロスミッション「RRT2」へ換装し数百キロの走行。この写真は「T2」刻印のギアボックスにのみ使われる、スリーブギアのローラーベアリングの姿。普通はブッシュが2つ入っているところ、片側がローラーベアリングになっています。
8年前、このブッシュが走行中に焼き付いてしまいました。ほぼ1速のみでロンドンの街中を走り続けたこと、ブッシュのクリアランス不足、そして恥ずかしながらのオイル量の管理不足がタタリ撃沈。スペアで持っていたスタンダードのミッションへ乗せ換え、そのまま乗り続けてきましたが、ようやく重い腰を上げて本来のクラブマン・トリムの装備へと。少し前に、AJSのモトクロスバイク「ストーマー号」のギアボックスをイジっていたことが、いい助走になりました。 「RRT2」の乗り味については、書き出すと止まらないので端的に言いますと、「8年前にすぐRRT2へ乗せ換えしなかった自分は大馬鹿ヤロウ」という感じです。出だしの苦しさを乗り越えた先に待つ、1〜4速をフルに使いこなしてGoldieのエンジンを味わい、走らせることがナント楽しいことか。低速での乗りやすさと引き換えに、本来の魅力を隠してしまっていたのだと大反省。ゴルディのクラブマントリムには、GPキャブ、RRT2が備わってこそ。この組み合わせが織りなす「景色」を味合わずして、ゴルディストは名乗れない、と痛感した出来事でした。
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