31.1.14

Servicing my Triumph

整備メモ

オイル交換はマメに行っても、サンプフィルターの掃除は前回いつ行ったのか・・・というのも、寝転がってガスケットをゴシゴシと剥がす手間を考えるとどうも億劫になってしまうのが正直な所。


という訳で、静岡のグラッドストーンさんプロデュースのメタフォームガスケットを姫路のラウンドアバウトさんで購入。値は張りますが、これから数回はこの寝転がってのゴシゴシを省けると思うと安いもんです。だからより頻繁に掃除しようとも思えますしね。



次はロッカーボックスのガスケットもこれで決まり!


気分を良くして、ギアボックスのオイルも交換。トラの国内登録が終わってすぐに参加させていただいた、大阪のタイガーワークスさんの年末走り納めの際に、横着して量をまともに確認せずにかなり多めにトップアップしていました。以前より、ギアボックスのオイルシールは要交換なのですが、いつかギアボックスを開ける必要がある時に一緒に直そうと早幾年。そんな訳で、ツーリング時にサイドスタンドで停めていると、かなり盛大に漏れており皆さんのぱりっとした車両に混ざると恥ずかしい限りでした。

今回、交換前に車体を真っすぐにしてレベルを確認すると、丁度レイシャフトにかかるぐらいはあったので、とりあえずのトップアップがどれだけ入れ過ぎだったか苦笑。

手持ちの銅ワッシャーを少し削って使えたことに気分を良くして、最後にオイルのレベルを確認してナットを締めようとして、やってしまいました。


この小さなネジの頭にはワイヤリング用に穴があけられており、軽い力だったのですがぽろっといってしまいました。この穴の位置だといずれこうなることが約束されていたようです。不幸中の幸い?にして、ネジ部はドレインプラグ側に残っているので一応蓋はされていることになりますが・・・ドレインプラグごと新調します。やれやれ。

30.1.14

Contribution to Street Bikers issue 165


Our latest contribution -- Street Bikers issue 165. Our own column has started from this issue and also an event report which we organised at our local brilliant cafe in Kobe, Japan.

*
現在発売中のストリートバイカーズに、前回神戸で開催したBrit Brat Dayのイベントレポートを掲載して頂きました。「お、これ俺?」という方も、そうでない方もぜひご覧ください! 現在、次回のブリブラ in Kobeの開催に向けてスケジュールなどを「北の椅子と」さんと調整中ですが、3月中旬になる予定!またブラッと集まりましょうーー。

そして、僭越ながら今号より私、Hiroがコラムを書かせていただくこととなりましたので、ぜひご一読ください。タイトルはこれまたBrit Brat Columnです!イベントのブリブラと併せて、ブリブラコラムと呼んでくださいー!

29.1.14

MBR Online shop News!


Mode by Rockers オンラインショップ、今週日曜日までオープン中!! 今回は、Everoakのレースマスターが登場です。前回のおまとめセットはラストプライスで、今回までとなります。

そろそろ、MBR小物の新アイテムをお知らせ出来そうです!

http://rockers.cart.fc2.com/

26.1.14

Cut leathers



裁断

一枚のレザーを初めて傷つける。

一枚のパターン用紙を様々な位置に置き、
そのパーツをどこから切り出すのか、悩む。

レザーの表情をそのパーツにどう生かすか、
じっくりと時間をかける。

ここだと思い切り出した場所の裏面に、
傷などで段差があったりすると
使い物にならなくなるので、念入りに場所を決める。

カットするためのラインを入れると
そこが境界になって、それまで気がつかなかった
些細な筋などに気付くこともあるから面白い。

レザーにはデシと言う単位が使われ、10cm四方の正方形に
区切られて値段が付けられる。

レザーは一つとして同じ形のものは無く、そして端の方は使えない。
またレザーの種類(牛や馬)によってその使えない部分の割合は異なり、
作り手が「使える」と許容出来る範囲も異なる。

その使えない部分を増やすと言うことは、それだけ
使える部分のコストが高くなることになる。

その見えない面積を考えると、切り出されたパーツのみで
コストを計算することはとても難しい。

裁断は大事な作業だ。

レザーの使われ方を見ると、
作り手がどれだけ気持ちを込めて
その品を作ったかが良く分かる。

22.1.14

Contribution to 'Clutch magazine' Vol. 24


Our latest contribution to Clutch magazine. Focused on a good friend of mine in Paris!

本日発売のクラッチ・マガジンには、パリの友人について寄稿させていただきました!戦前のRudgeが鎮座するショップと、彼の個性がつまったガレージの紹介です。また、彼が所有するバイクの一台、1949年のTriumph TR5 Trophyもどんと掲載。スクエアバレル好き必見!

21.1.14

Sharpen a leather cutting knife

ブログについての考え方が最近変わってきました。

例えばレザークラフトや服飾の技術的なことを書いても、プロから見たら「それって当たり前やん」ということも多いので、わざわざ書くことは控えてきました。

けれど、いいなと思って手に取って、楽しんでくださる方にとってはプロにとっては当たり前のことも、当然当たり前のことではないのです。

同じ技術であったとしても、作り手独自の言葉でその時、そこに込められた思いだったり、作り手がいつもは気付かない些細なことだったり、そんなことを書くこともいいのかなと。

そのものに込められた、作り手のパーソナリティーだったり、ある一品の製作に関する過程や背景を紹介することで、極端な話ですが、一本、一針のステッチにも何かしらの意図や葛藤があったりすることを一つのストーリーとして楽しんで頂ければ、結果的に所有してくださる方の嬉しさも増すことにつながるのかと。

あと、昔のブログを自分で見返してみて、「ああ、こんなこともあったな。」と振り返るきっかけになるのもたまには楽しかったり。

と言う訳で本日は革包丁を研ぐ話にお付き合いください。




革包丁を研ぐ。
指先が刃と砥石にかすかに触れる感覚を頼りに行う。

一つの儀式のようなものでもあって、
心が静まって、集中していく過程が良い。

良く研がれた包丁は、
革に吸い込まれるように、革を分断する。

切ると言うよりも、「分ける」という感覚が近い。

ある程度の厚みがあっても、
音を立てずに分かれて行く。


抜き型をつくり、クリッカーと呼ばれる機械を使うと
一瞬で複雑な形も取れてしまうが

それでも素材を手で裁断することは
素材に触れる上でとても大事なことだと思う。

だから抜き型に頼らない、
「手断ち」にこだわる職人も多い。

19.1.14

Servicing my Beeza

こうした整備ネタはすっかりご無沙汰でしたが、メモ代わりも兼ねて久しぶりにダラダラ書き。

ユルいクラシック系走行会に参加した時はGPキャブのままでしたが、登録時に一旦コンセントリックに交換。日本の信号は気が遠くなるような長さで辟易ですが、やっぱりGPに戻そうかとムラムラしてきた今日この頃。


コンセントリックはちなみに1000シリーズの36mmを装着中。38mmよりも低中速でのレスポンスが良く気に入っています。パイロットジェットの番手を変更しようと思いましたが、既に手持ちの一番濃いもの(35)を入れていたので結局変更せず。ついでにメインジェットは10番上げるかと探すも、360番はGPに入れているのか、こちらも現在の350のままで。パイロットスクリューを少し濃いめに調整。ちなみにニードルの段数は既に下段。街乗り時、NGKのプラグはコンセントリックだと7番、GPは6番を使用。

いつぶりか忘れましたがポイントの接点の掃除とギャップの調整。(これは掃除前。)


後は、リアドラムのブレーキのFulcrumピンもチェック。


これはスライドを恐らく半分も開けていない状態ですが・・・リサーチするとコンセントリックの1000シリーズで380を入れている方もいらっしゃるよう。先日お話しさせていただいた方はmk2の38mmに380だったので、360-380もちょっと試したいような、わざわざイギリスから取るのも億劫なので、余ってる方がいらっしゃいましたらご一報お待ちしておりますー。

以前から気になっていたグリースガンを購入。廉価品とはいえ、その使い心地に満足な一品。チューブタイプの交換式はこんなに便利なんだと今更知る。これで手詰めからはもう卒業!やれたツナギ&ニット帽でホームセンターに行くと小奇麗な家族連れが多く、異常に浮いて肩身が狭かった・・・

Photo contribution for 'Ride magazine'




Photo contribution for 'Ride magazine' in Mods and Rockers feature by Eddie Legend.

現在発売中で英車特集が組まれている「東本昌平 Ride 80」。Eddie Legendさん執筆による「Guide of Rockers & Mods」へRockers写真を提供させていただきました。ご機会をいただきありがとうございます!

Docklands Speed Shopも紹介されていて、イギリスのスプリントレース参戦時の写真も使っていただいたようですねー。

他にもエグリ・ビンセントの特集や、モーターサイクル・クラシックスの宮崎さんによる濃縮されたイギリス車の変遷など、タイトル通り「英国車へ誘われる」一冊です。

18.1.14

Contribution for 'Girls Biker' vol.46

Our latest contribution:
for 'Girls Biker', about an easy going classic bike meeting.

現在発売中のガールズバイカーに、「ユルいクラシック系走行会」の模様を4ページで、まったりと寄稿させていただいております。「あ、これ俺やん、私やん」という方もそうでない方もご覧くださいー。

イギリスから送り、まだ日本での登録が終わっていなかったGoldieで参加させていただいた思い出のイベントです。


16.1.14

Contribution: Clutch Magazine Vol. 23



Our latest contribution to Clutch Magazine

Eagle E-type and Low Drag GT for 8 pages. This issue comes with UK's one of the coolest magazines, Men's File and available all over the world!

We are very pleased to be one of the contributors in this special issue and we greatly appreciate Eagle's warm welcome.

*
現在、大好評発売中のクラッチ・マガジンにイギリスのジャガー・E-typeのスペシャリスト「Eagle」について8ページに亘って寄稿させていただきました。今号は、初の試みとしてイギリスのMen's File誌がクラッチについてくるという超豪華版です。両誌のクオリティーを考えるとこれで本当に破格ですので、ぜひお買い求めください。

その特別な号に参加させていただき、光栄です!


Facebookに上げて、ブログのことを忘れておりました。
来週には新刊が発売されてしまいますので、お早めにー。

Contribution List for Clutch Magazine
Vol. 23 Eagle E-type & Low Drag GT
Vol. 22 Triumph Riot
Vol. 21 Mr BSA Gold Star, Phil Pearson
Vol. 20 Ton Up at Brooklands
Vol. 19 Wheels and Waves